声が出る

出すのではなく

今週のボイストレのセッションに、先生が言った。”Sing not like you’re doing it, but it just happens.”

「やっているのではなく、ただそのまま起こるように歌ってみて」と。

その時は思いっきり何かを「やろう」としていたので、しっくりこなかったけど、後で思い返してみれば、なるほど、と頷けた。

今までは、一生懸命身体のパーツ(腹筋であったり、横隔膜であったり、唇であったり)を操作しながら歌うようにしていた。大事なトレーニングでしょう。ボイストレを始める前は、横隔膜なんかが体の中に存在していることすらわからなかった。歌う時にどうやって使えばいいかは練習しなければ、天才でなければ、わからないでしょう。そして私は決して天才じゃない。ドジだから、練習が要る。

でも先生の言葉を思い返して思った。時々何も操作をしない練習も必要かもと。スポーツもそう。テニスだって、練習をしている時はある程度フォームを意識するといいでしょうけど、試合の時はただプレーをするだけ。

歌もそうかもと思った。なので、腹筋も横隔膜もわざと動かすのをやめて、体全体を意識しながらただ歌を歌う、というやり方で今日歌ってみた。少し面白かった!以前苦労して動かそうとしていた腹筋などが勝手に適切に動いてくれた時もあった。

さすが先生だなと思ったし、これからも頑張らない練習を取り入れてみようとも思いました。

写真提供:Photo by Jonny Gios on Unsplash